こんにちは!たけるです。

最近ユーザー車検を初めて受けてきて
ものすごく費用を浮かせることができました。
これは皆さんにも知っておいてほしいと思い記事を書くことにしました。
僕自身もバイクの車検は初めてだったので
店舗に頼むとどのくらいかかるか知らないのですが
丁度友人が同じ状況
(新車購入して初めての車検、大型SS、走行距離同じくらい)で店舗に頼んだところ
だったとのことでした。
めっちゃ高い….そのお金でスパコル買えるやん。
そう思った僕は費用を抑えられると噂の
ユーザー車検にチャレンジしました。
ユーザー車検を受けてみて料金以外での気づきもありました…
ちなみに車の場合もかかる費用と流れは同じなので参考にはなると思います。
ユーザー車検費用
ユーザー車検を受けたバイク
バイク名 | YZF-R6 |
排気量 | 600㏄ |
年式 | 2017年 |
車検 | 新車購入後初めて |
走行距離 | 約14000キロ |
主な用途 | 峠、たまにツーリング |
かかった費用
自賠責保険料(24か月) | 9680円 |
自動車審査証紙代 |
1300円 |
自動車検査登録印紙代 | 400円 |
自動車重量税印紙代 | 3800円 |
テスター代(光軸調整) | 900円 |
計 | 16,080円 |
いや、ほぼ自賠責保険料やん!僕はこう思いました。
自賠責保険料は2020年4月1日より引き下げされてだいぶ安くなりましたね。
自賠責保険料金についてはこちら
ちなみに僕はユーザー車検で光軸で落とされテスター屋を利用したので
これだけの費用で車検を終えることができるんですね。
かかった時間
ユーザー車検にかかる時間は
自分の行動でかかる時間も変わってきます。
早く終わらせたいなら流れを把握しておきましょう。
受付~支払い | 15分 |
検査 | 30分 |
テスター屋 | 1時間30分 |
検査 | 5分 |
受付 | 10分 |
計 | 2時間30分 |
僕が行った日は割と空いていたので
受付も検査もすぐに行うことができました。
中には検査で
人が多いと並ぶ時間がかかる場合があるそうです。
僕の場合は光軸で検査に落ちてしまい、
近くのテスター場で調整してもらったんですが、ここに並んでる人が多い。
検査前にテスター場に行ってる人も多く、
一通り見てもらっているので
感じでした。
この待ち時間と調整に手間取って1時間半もかかりましたが、
テスター屋に行く時間を省けば
ユーザー車検を行う人は
検査前にテスター屋で見てもらう
ことをおすすめします。
料金も千円もかからないくらいで
車検検査場と同じような検査をしてもらい、調整までしてくれます。
検査場が混雑していれば落ちたらまた並ばないといけないので
時間の節約ができますよ。
必要な物
予め準備しとくもの
-
自動車車検証
これがなくては話になりません。
-
納税証明書
失くしがちだが無くても大丈夫、陸運局で再発行ができます。
-
自賠責証明書
今まで加入していた証明書とこれから加入するものが必要です。
陸運局で加入できます。
スムーズにいきたい人や不安な方はバイク屋等で加入しといてもいいかも。
-
点検整備記録簿
点検整備を記録している人は持って行ってもいいですが
記録していなければ後点検でと伝えれば必要ありません。
車検場で記入するもの
車検証を見ながら記入することになりますが
分からないところだらけだったので、
空欄で提出してみたらその場で受付の方が記入してくれました。
ユーザー車検の流れ
車検の予約をする
国土交通省の検査予約システムから
各都道府県の陸運局のユーザー車検の予約をすることができます。
僕が5日前くらいに予約したときにはぎりぎり予約できたので
実際行ってみるとそこまで混雑した状況でもなかった…
予約なしでも検査場が空いていれば
飛び込みで検査を受けられるらしいのですが
念のため予約してから行ったほうが良いでしょう。
陸運局:受付へ行く
陸運局に着いたらまずは受付を済ませてください。
ここでは車検証を提出すると
この3つのシートを記入し
が終わったらまた受付へ来てください
と言われました。
この3つのシートは支払いが終わった後に
書けるところだけ書いて受付に書いてもらえばいいです。
陸運局 別館:収入印紙と重量税を支払う
重量税の支払いにまず行きます。
続いて収入印紙代
陸運局:自賠責保険に加入する
ここで自賠責保険に加入していない人は新しく加入しておきましょう。
250㏄を超えるバイクの場合24か月で
陸運局:受付へ
を持って受付へ行きます。
先ほども言いましたが
自動車検査票、重量税納付書、申請書(OCRシート)は
分からないところは空欄のままで大丈夫です。
書き方のマニュアルが置いてありますが分かりにくいです。
悩んでいる時間がもったいないので受付に行きましょう。
受付では
と聞かれるので
点検した整備記録がある場合は提出してください。
無い場合や点検記録していない場合は
と伝えてください。
受付の人も慣れているのか点検は記録していないと伝えたら
と言ってきました。
その後は検査票と検査場の場所や検査の仕方のマニュアルを渡され、
とのことでした。
陸運局:検査場へ
検査票を持って検査場へ向かいます。
バイクはバイクだけのレーンがあり、
僕が行ったときは前に慣れてそうな業者のような人が
1人居たくらいで空いていました。車レーンはまあまあ並んでましたが。
待っていると検査員が来るので
検査の流れは大まかにいうとこんな感じ。

初めは出来るか不安でしたが
検査員は優しく教えてくれるし、
機械のモニターの通り進めていけばいいので
簡単でした。
陸運局:検査場出口窓口へ
検査が全て終われば出口に窓口があるので
そこで検査票に合格印をもらえます。
陸運局:受付へ
検査票、旧車検証、自賠責証明書、検査マニュアルを持って
また受付へいきます。
しばらく待たされると新しい車検証とステッカーを貰えます。
これですべての検査は終わりです。
検査に落ちた場合
検査は1日に3回まで
受けることができます。
これに合格できなくても
2週間は検査不合格箇所のみの検査になります。
検査手数料が再度1300円ほどかかります。
2週間を超えた場合は
再度全ての検査をもう一度受けなければならないため
時間と費用を無駄にしてしまいます。
近くのテスター屋で調整してもらう
車検場の近くには
テスター屋という名の予備検査場がいくつかあります。
ライトの光軸調整やボルトの増し締めなど
軽微な調整は行ってくれます。
整備工場があるバイク屋へ行く
テスター屋では行ってくれない
大掛かりな整備が必要な場合は
整備工場があるバイク屋を利用するしかありません。
検査場の近くにバイク屋があるか予めチェックしておくといいですね。
ユーザー車検に行く前にチェックする箇所
社外マフラーに変更している人は確認してください。
心配なら純正に戻しておくこと。
バッテリーが弱っていると光量が落ちます。
ここは意外と盲点です。
僕もここで落ちかけたので、弱っているのが分かってる人は換えといたほうが無難です。
スリップサインが近くないか見ておきましょう。
特に社外パーツに変えていたり、
ボルトを自分で締めているところは緩みがちなので
増し締めしときましょう。
Low、Hiともに点灯するか、
ハロゲンからHIDやLEDに交換している人は
念のため純正に戻すことをおすすめします。
前後左右点灯するのと
メーターパネルも点灯していることを確認してください。
ハザードランプもチェックしてください。
メーターパネルになんらかの警告灯が点灯していませんか?
異常が付いていれば一度点検してもらったほうがいいかも
二人乗り用ステップと取っ手は付いてますか?
特にSS乗りの人は外しがちなので忘れずに!
しかし車検時に
- 車検に通すのがめんどくさい…
- 何回やっても車検に通らない…
- 他のバイクが欲しい…
こういった方もいると思います。
バイクを車検に通さずに売却するのも手です。
まとめ
ユーザー車検をおすすめする人
メンテナンスは日ごろから行っている人
ユーザー車検を受けてみて
たしかに料金は安く済ませることはできるけど
車両の状態をしっかり知っておかないと壊れてから気づくことになります。
なので普段からメンテナンスを行っている人にはユーザー車検をおすすめできます。
新車購入して初めての車検の人
初めての車検の人には
車両もまだまだ新しいと思うので
ユーザー車検を受けてみてもいいんじゃないでしょうか。
ただし乗り方によっても変わってきますので
先ほども言いましたが
僕の場合でも車両初めての車検でしたが光軸がずれていました。
車両によっても壊れやすい場所や癖があると思いますので
それを考慮したうえで点検を行ってください。
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