R6を購入してから約2年半になりますが
なんか最近燃費が悪くなったなーと感じていたころでした。
そう感じた理由としては
R6はガソリンメーターがないので
ODOメーターでガソリンの有無を確認しています。
いつもだったら200キロ前後でガソリンランプが付くのに
160キロくらいで点灯するようになったんです。
これはおかしいなーと思った僕は、サーキットマンに相談しました。

サーキットマン!
最近R6の燃費が悪いんだけど何が原因かな?

多分エアフィルターとプラグが原因だよ。
僕も交換したら改善されたよ。

プラグメーカーのNGKでは5000キロに1回が交換時期
と書いてあるし変えてみるか…

ちなみに店に頼むと工賃はどのくらいかかるかな?

おそらくSSバイクは工賃だけで2万前後取られるよ。
それだけ整備性が悪いんだ。

そんなにかかるんだったら自分でやってみようかな。
こんな感じでプラグ交換とエアフィルター交換を自分でやることに決めました。
最初に行っておきますがかなりめんどくさいですw
それでもやると決めた方は是非読んでみてください。
準備するもの
リアスタンド
NGKプラグ4本
エアフィルター
プラグレンチ
工具セット
長い六角セット
ウエス
サランラップ
プラグ交換、エアフィルターの交換方法
1.シート、カウルを外す
まずは、シートを外します。
ラジエーター側から交換する方法もあるらしいですがよくわからんので
上からいきます。
サイドカウルも外します。
爪はこんな感じになってるので、後ろに引っ張りながら下に下げると取れます。
2.フューエルタンクを外す
タンクのネジを外します。
サイドカウル横のネジを外します。
結構固いのと、奥にあってうまく回せないので普通の六角じゃ厳しいです。
僕は、T字工具の先に六角を付けて外しました。
そうすると、タンクが浮くのでこの左右についてるホースを外してやってください。
反対側も同じ。
これがなかなか抜けないw
コツとしては、下側の被覆(黒いゴム)を下にずらして後はつまみを押しながら気合で引っこ抜きましょう。
抜けたらこんな感じです。
次にこの変なプラグ(名前は不明)を抜きます。
最初この青いボタンを引っ張るかと思ってましたが押すほうでした。
マイナスドライバーで傷ついた跡が…
青いボタンを押しながら引っこ抜きます。
見にくいですが黒いコードも引き抜きます。
これでタンクを上に上げることができますが何かで固定しとかないと落ちてくるので
取っちゃいました。
ヒンジが付いてる部分を取ります。
3.シリンダーヘッドを外す
じゃーん。
タンクが無くなりました。
整備してる感でてきましたねー。
このプラグを抜きます。
先ほどと同じで黄色いボタンを押しながら引き抜く。
残ったガソリンが垂れてくるのでウエスを用意しとくことを忘れずに。
タンクのネジを全て外します。
4.シリンダーを外す
やっとエアフィルターが出てきましたね。
シリンダーの中にゴミが入らないように一応サランラップで養生します。
見てください。このエアフィルターの汚れ。
走行距離15000キロでこれです。
周辺にも虫の死骸がいっぱい。
エアフィルターの交換は、
プラグ交換が終わってから行うのでとりあえず外すだけでOKです。
次にシリンダーの下に隠れてるボルトを緩めます。
確か5カ所か6カ所くらいあった。
結構見にくい場所にもあるので忘れずに。
緩めるときに変な音がしますが気にしなくて大丈夫です。
全てある程度緩まったらぱかっと外れます。
また、このホースか…
つまみを押しながら気合で引っこ抜きます。
シート側にもホースがあるのでこっちも引っこ抜きます。
ガソリンが垂れてくるのでしっかりふき取りましょう。
5.エアフィルター台座を外す
今度はシリンダーの下側をサランラップで養生します。
エアフィルターのプラスチックの台座も取りにくいですが頑張って取ります。
6.イグニッションコイル周辺を外す
もう少しです。
邪魔なカプラは抜きますw
やっと見えました。
イグニッションコイル。R6隠しすぎでしょ。
しかし、狭すぎる。
外せるものは外します。左右のなんかよく分からないこれw
4つのボルトを外します。
これも狭すぎて外しにくい。
いろんな工具を使って外します。
といっても素人が揃えた工具セットのみですw
6.イグニッションコイルを外す
おーだいぶ見えやすくなりました。
イグニッションコイルのカプラを抜きます。
手が入らない場合はマイナスドライバーをテコの原理を使って抜くとやりやすかったです。
カプラが抜けたらグリグリと上に力を加えると手で引っこ抜けます。
出たー!
ちょっと汚れているのでウエスでふき取りましょう。
まだ終わりじゃないですw
この穴の下にプラグが入ってます。
7.プラグを外す
プラグレンチを使って緩めたら後は先っぽだけで簡単に緩めます。
マグネット付きのプラグレンチじゃないときついですね。
プラグレンチ
新品との比較。
あれ、意外とそんなに汚れてなかった?
やばいやつは真っ黒になってるらしいです。
8.新品プラグを付ける
新品をはめる時は規定トルクをしっかり守りましょう。
締めすぎてエンジン側を破損してしまうと
廃車の恐れもあるくらいの故障になるそうです。
締めなさすぎるとプラグの不具合や
エンジンがかからないということもあるみたいです。
サービスマニュアルにはこう書いてありました。
実際トルクレンチを使わなくても少しトルクをかけたくらいで止めれば問題ないです。
NGKプラグ4本
9.復旧&エアフィルター取り付け
後は、やってきた手順で復旧とエアフィルターを交換すれば終わりです。
カプラの取り付け忘れや、ボルトの閉め忘れが無いように注意しましょう。
エアフィルター
交換後の変化とまとめ
どうでしたか?
見るだけで疲れませんでしたか?笑
実際にこのプラグ交換の作業時間としては、4時間くらいでした。
BN6のプラグ交換の仕方は誰も記録として残してなかったので誰かの役に立つと幸いです。
そして肝心なプラグ交換、エアフィルター交換後はどうなったか?
というと若干良くなったかな?という程度でした。
ロングツーリングで170キロで燃料ランプが付き、187キロで給油。
給油量が13.54ℓなので燃費は1ℓ=13.8キロでした。
まあこのくらいが普通ですよね。
たまたまこの時の燃費が悪かった可能性もあるので長い目で見ていきたいと思います。
皆さんも燃費がいつもより悪いなと思ったらプラグとエアフィルター交換をおすすめします。
今日は、BN6のエアフィルター、プラグ交換を自分でやってみたという記事でした。
最後までご視聴ありがとうございました。
コメント