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【バイク】ユーザー車検後にエラーが出た時の対処法

エンジン警告灯の原因を調べる方法とそれを消す方法

バイクにいきなりエンジン警告灯が出たらびっくりしますよね。

僕の場合は、ユーザー車検後にいきなり点灯しました。

車検後にバッテリーが弱ってるのかなと思い、バッテリーの交換を行いましたが消灯せず…

 

調べると、1度点灯すると異常が消えてもエラーを消さないといけないそうです。

そして原因はやはり車検時のスピードチェックによるものでした。

バイク屋にエラーを消してもらおうと持っていったら5千円以上はかかるといわれましたw高い

 

最安で半額程度で機器をそろえることが出来ると知っていた僕はお断りし、自分でやることに。

 

今回の記事は、

少しでも費用を抑えたい、
今後もユーザー車検を使っていこうと思っている、
エラーが出るような改造をする

このような方たちに向けて書いた記事です。

 

電装系をいじることになるのでエンジンがかからないというトラブルが

起こる可能性もありますのであくまで自己責任でお願いします。

 

【1】エラーの概要


obd2⑫
ユーザー車検にバイクを出した際にいきなり現れたエンジン警告灯。

 

原因は、スピードメーターのチェックやブレーキ検査のときにレーン(複合検査機)に乗せて

前後輪を外部の動きで回転させることでトラクションコントロールが働いてることらしいです。

 

つまり、こういう状態。

前後輪が異なる動きをしている
トラクションコントロールによって出力を抑える
それでも前後輪が異なる動きをしている
エラー(警告灯)検知
 
ユーザー車検でだいぶ費用は浮かすことが出来ましたが、こういうリスクがあるとは…
 
完全に勉強不足でした。
 
ですがユーザー車検を行うことで費用が安くなることはもちろん、
車両にかかってくる税金や、車検の仕組みが分かるので
1度は経験しておくことをおすすめします。
こちらの記事で詳しく解説しています。

 

このエンジン警告灯が点灯している状態だとほんとにバイクに異常が出た時に

すでに異常な状態なので分かりません。

 
この状態になったら一刻も早く解決しましょう。

【2】対処方法

 

1.準備するもの

 

 

今回僕が使用した物はこちら

 

 
実際の物はこんな感じ
obd2
上2つがOBDアダプター
下のスイッチが付いているのがOBDスキャンです。
 
 
 

使うアプリはこちら

Torque Lite (OBD2 & Car) - Google Play のアプリ
測定車両のBHP&トルク 明確な車のOBD DTCの障害、 Google Ear...

 

ちなみにこのOBD2スキャンツールはiPhoneユーザーの方は使えません汗

僕のようにandroidユーザーの方が身近にいる場合はいいんですが

 

周りにいない方や自分でやりたい方は、こちらのWi-Fi版を購入するしかないようです。

なぜかこちらはBluetooth版と比べて1000円ほど高い。

アプリはこちらで動作確認が取れたそうです。

‎iOBD2
‎iOBD2 is an app for your car. It makes ...

他にもアプリを使わずに診断機でエラーを消す方法もあるそうです。ただ、料金が高い…

できるだけ安く済ませたい人はアプリ対応型のスキャンツールで十分です。

 

 

2.OBDアダプターを接続する

 

まずはOBDアダプターとスキャンを組み立てます。

 

OBDアダプターのカプラはこのようになっています。

これを自作する人もいるようですねー

obd2②

この上側の三角カプラとこちらの三角カプラを接続します。(OBDアダプター付属品)

obd2③

 

 

OBDスキャンの接続部はこんな感じになっているので

OBDスキャン

 

OBDアダプターに接続します。

OBDアダプター

 

するとこのような感じになります。

OBDアダプター

 

 

組み立てが終わったら、シートを外します。

シートを外すと、バッテリーの+側から少しリア側の位置に

このような物が見えてきます。

 

カバーを外すとこのようなアダプターが出てきます。

obd2④

これをOBDコネクターといいます。

要するにこのコネクターに自己診断用ツールといわれるものを接続することで車両のコンピューターを介して故障個所、故障内容を読み取れるというものです。

 

今では、レーダー探知機やドライブレコーダーを繋げて

速度や水温GPS機能まで読み取ることもできますね。

 

先ほど組み立てたOBDアダプターとスキャンを組み立てていきます。

OBDアダプター シート下 BN6

オレンジ枠が四角カプラのOBDコネクターへ、

白丸はバッテリー端子へ(赤コードが+、黒コードが-)

赤丸のコードはどこに指せばよいか分からなかったので放置w

 

obd2⑦

するとこのようにOBDスキャンの電源が付きます。

 

3.アプリでエラーを消去する

 

obd2⑫

 

ここでイグニッションをONにしてエンジンをかけてください。

(エンジンがかからない場合は、イグニッションONだけでOK)

 

携帯のアプリとBluetoothを接続してください。

Bluetoothのペア要求画面でPINの入力欄が出たら「1234」と入力してください。

 

左下の歯車マークを押すとこのような画面が出てきます。

1番上の「Fault Codes…」を選択。

OBDアプリ

 

「Show logged faults」でエラーコードを調べることが出来ます。

Torque Lite

 

エラーコードを消す場合は、下から2番目の「Clear logged faults(s)」を押す。

OBDアプリ

エラーコードは自分のバイクのサービスマニュアルを見れば分かります。

 

僕の場合YZF-R6のサービスマニュアルのエラーコードはYZF-R1と同様らしいので

こちらを参照しました。

https://www.ysgear.co.jp/mc/racing/pdf/YZF-R1_manual2019.pdf

 

はい、これでエンジン警告灯が消えましたね。

obd2⑪

 

意外と簡単でしたね。

【3】エンジンがかからないとき(追記)

OBDアダプター シート下 BN6

エンジン警告灯を消したい人はこの手順でやっていけばOKです。

僕は、ちゃんと調べずにやってしまった結果エンジンがかからないというトラブルが起きました。

その原因は、端子をバッテリーにつながずにイグニッションをONにしたこと。

 

白丸の箇所です。

 

こうするとイグニッションをONにした時、フューエルポンプの作動音がしなくなり、

セルは回るけどエンジンがかからない状態になりました。

 

しかし、その後端子を繋げるとエンジンはかかります。

 

この端子を外すとまたフューエルポンプが作動せず、エンジンがかかりません。

なのでOBDアダプターとスキャンを付けたままじゃないと走行できなくなります。

BN6シート下

そこまで邪魔になるわけではないのですが、

使う時だけ装着したい僕としては外したいところです。

ON、OFFスイッチがあるOBDスキャンで良かった…

 

これは対処法を探してる途中なので分かり次第更新していきたいと思います。

 

【4】エラーが出ない設定方法

 

ユーザー車検の際は、トラクションコントロールをOFFにしておく。

 

これしか対応ができない気がします。

定かではないですがトラクションをオフにしても警告が出る場合があるとか…

 

ユーザー車検を受けるたびにこんなエラーが付く仕様はどうにかしてほしいですねー

しかし、某バイクショップ、レ〇ドバロンに頼むと6,000円以上かかるといわれたので

このくらいの作業は自分でやりたいところですね。

 

ディーラー車検で警告灯が出たまま引き渡された場合は、

ディーラーの責任なので強く言ってくださいw

 

エンジン警告灯はバイクになにか異常が出た時に、点灯するものなので

点灯したらすぐに対処するようにしてください。

エンジンがかからない場合の対処法はこちらもどうぞ

 

まとめ

 

 

ユーザー車検を受ける際は、まず自分の車両にトラクションコントロール機能がついていないか

確認してください。

 

もし付いている場合は

トラクションコントロールをOFFにすること。

 

異常が付いてしまった場合は早急に異常を消すこと。

キタコ (KITACO) OBD(On Board Diagnostics)アダプター ヤマハ車用

 

スイッチ付 Zappa ELM327 OBD2スキャンツール BLUETOOTH仕様

 

アプリはこちら

Torque Lite (OBD2 & Car) - Google Play のアプリ
測定車両のBHP&トルク 明確な車のOBD DTCの障害、 Google Ear...

 

 

電装系は、見えない部分もあるので怖いという方は素直にバイク屋に任せるのも手です。

 

今日は、ユーザー車検後にエラーが出た時の対処法の紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
意見、アドバイス等ありましたらコメント欄のほうにいただけると今後の励みになりますのでよろしくお願いします。

 

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